目からウロコの知恵袋TRIVIA

pagetitle-image-wisdom.jpg

このページはメールマガジン「目からウロコの知恵袋」から頂いたものを抜粋して掲載しています

冷蔵庫に入れない方が良い野菜・果物

「とりあえず、買ってきたものはすべて冷蔵庫へ」と言って、
冷やしては鮮度が落ちてしまうものも冷蔵庫へ入れていませんか。
今日はそんな野菜や果物を少しリストアップです。

まず、じゃがいもやさつまいもなどの芋類や切っていないカボチャやレンコンは
風通しの良い冷暗所で保存するのが適しています。
土が付いていたら、落とさずに保存しておくと長持ちします。
切ったカボチャは、かならず種を除いて、ラップをしてから冷蔵庫へ入れておいた方が良いでしょう。

次に、バナナやレモン、マンゴー、キウイなども冷蔵庫に保存しない方が良いでしょう。
こちらは鮮度というよりも、甘みや酸味が冷蔵庫に入れる事によって落ちてしまうからです。
もし、冷やしていただきたいなら、食べる少し前に入れておきましょう。

また、野菜は冷やし過ぎると痛みやすいので、冷蔵庫に入れる場合も野菜室や冷蔵庫の下段に保存します。そのまま入れるより、新聞紙やラップでくるんだ方が鮮度を保ちます。


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ 冷蔵するものでも、根を下に葉を上にして保存すると鮮度が長く保てます。 ただ、椎茸だけは逆向きに入れる方が良いです。

スープの味見のコツ

スープや汁気の多い煮物などを作ると、塩味が強くなり過ぎてしまう事がありがちです。
味見をしたはずなのに、ちょっと辛い。。 。そんな風にならないための味見の方法ないものでしょうか。

塩味は出来るだけ1度で決める事が大切なのです。塩味に関しては、何度も味を確認してしまうと、
味覚が麻痺してきます。そして、 本来の味とは変わってとても塩辛いものとなってしまいます。
味覚の順応作用によるものなのですが、塩味の場合のこれは、他の味よりも味覚細胞を鈍感にしやすいためです。

塩味には、美味しい濃度があり、この枠を外してしまうと味が良くなくなります。
特にスープものは、分かりやすく味に出ます。
この場合の塩分濃度は1%以下、つまり水1カップにつき、塩小さじ半分の割合が限度と言えます。
薄味志向の昨今は、もっと控えめと いうことになります。
そのためには、スープの塩分は必要な分量を入れたら、一度味を見たら、あとは味見をしないか、
しても少量の塩を加えるに止める方が信頼の置ける味になりやすいといえます。
3回味見をしたら、すでにその味に信頼は置けません。


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ 味は気前よくつけ、味見は一回。良い味の基本です。

ニンニクの匂いを消したい

古来、ニンニクは薬効を持ち、臭気を堪え忍んで食べる事から、 「忍辱(にんにく)の名の通り」と
言われる事があったそうです。 忍辱は仏教用語で、「恥をじっと我慢する事」ですから、わからない事も在りません。
しかし、時代はニンニクを温かく迎える現代です。美味しく食べて、匂いも消したいものです。
ニンニクも最近は、「無臭ニンニク」が出回るようになり、それなら、あまり気にもならない所ですが、まだ無臭ニンニクが食べられるのは、僅かに過ぎません。その匂いの成分は多量に含まれる硫化アリルです。
この硫化アリルは、殺菌作用を持ち、風邪のウィルス退治などに有効的な成分ですが、この匂いがウィークポイントです。

さて、匂いを元から断つには、その硫化アリルの活動を抑えれば 良い訳ですが、
それにもっとも効果的なのがタンパク質です。
硫化アリルの中のスルフドリル基というなんだか難しい名前の活性成分に結合して、その活動を抑え込んでしまうのです。
それには、動物性なもの、さらにその中でも牛乳・チーズ・卵などの乳製品が効果的な食品だと言えます。


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ 別の方向からは、レモンやミカン、グレープフルーツなどの柑橘系果物や梅干しなどでもある程度、消臭が可能です。

キッチンでミニミニ農園

香味野菜や料理のアクセントに使いたい野菜。ちょっとだけ使いたい、
でも、買うと必ず余ってしまう野菜ってありませんか?これは、誰でも手軽にできる残り野菜のリサイクル方法です。

まず、洋食の付け合わせに重宝するクレソン。クレソンは、真ん中の太い茎だけ使います。
葉や細い茎は摘み取ります。そして、その太い茎を水につけ、よく日の当たるところに置いておけばOK。
芽を摘んだところが枝分かれして新芽が出てきます。後はその繰り返し。
茎が枯れたら、それも取り除き、何度でも発芽します。
次に、ヘタを利用する方法です。適するものとして、人参、大根、本ワサビ、などがあげられます。
人参・大根・本ワサビは、ヘタの身を1cmくらい残して切り取った状態で水につけます。
あとはときどき、ヘタの断面のぬめりを取ってあげるだけです。
イタリアンパセリのような人参の葉っぱ、ワサビの上品な香りのする歯ざわりの良い葉っぱが出てきます。
ちょっとしたアクセントに重宝します。
そして、玉ねぎやニンニクの芽がでたときは、球根のまま、水栽培です。
まず、下半分を水につけて、根が出るのを待ちます。根が出たら、根だけ水につけるようにします。
根が伸びすぎたと思ったらてきたら、3~4cmくらいにカットします。
芽の長さが20cm位になったら刻んで食べられます。
ニンニクは、万能ネギのような歯ざわりで、玉ねぎは、青ネギに近い味です。


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ 香味野菜が残ったら 水に浸してアクセントに。

面倒な油処理を簡単に

油の処理は手や台所用品が汚れて面倒なものです。そんな油の処理方法をいくつかあげてみたいと思います。

まず廃油処理、揚げ物などに使った後の何度か使ってもう使えない油には、古新聞と牛乳パックが役に立ちます。
牛乳パックは水分だけでなく油分も通さない強い紙で出来ています。
その牛乳パックに古新聞を八分目位まで詰めてから、冷やした廃油をあふれないようにゆっくりと流し入れ
口を粘着テープなどでしっかり閉じたら、そのままゴミ箱に紙ゴミとして捨てられます。

次は、新しくかえても、あっという間に油でべたべたになってしまう調味料のトレー。
こまめに洗うのは大変。そこでおすすめが古い電話帳。汚れたら、次々とページを破いていきます。

また、ガス台の汚れには、飲み残しのビールが重宝します。
ほんの少し残ったビールで、ガス台の頑固な油汚れやふきこぼれがさっ と落ちます。
水ぶきだけではなかなかきれいにならないガス台ですが、使い古しのさらしにビールをしみ込ましたもので
ふいてみると油がさらしに吸い込まれるようにきれいに汚れが落ちます。


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ ビールで窓ガラスの汚れなども十分きれいになります。独特の臭いは10分もすればキレイに消えます。

革製品をお手軽ピカピカに

靴やバッグ等の革製品を長持ちさせようとすれば、何よりも手入れが肝心なものです。
しかし、手入れをしようと思えば、何種類ものクリームを使って細めに磨かなければなりません。
これでは、ほおって置きたくなるのも無理がありません。
そこで今日は、簡単お手軽、さらに自然派なお手入れの方法です。

それは、「ミルク」です。
ミルクといってもそんじょそこらの牛乳です。何の変哲もありません。
朝、お父さんが腰に手を当てて飲んでいる普通の牛乳です。そのミルクをボロ布に染み込ませて拭くだけです。

ミルクには、水と脂分が巧く溶け込んでいます。その水分によって汚れを拭き取った後、脂分が革の表面にコーティング剤として残ります。ミルクの効果で、カサカサした表革が潤い、さらに艶が出るという訳です。

もう少し丁寧に、美しく艶良く仕上げたい方には、この3点。
まず、布は木綿素材の柔らかい布を使用する事です。
拭くときは、ミルクのついた布を良く絞ってから、全体を撫でるように拭きます。
そして、最後の仕上げには、布の乾いた部分でから拭きします。
 


☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆ 気になるミルクの匂いですが、全く残りません。ただし、ちゃんとから拭きしないと革が駄目になります。どんなシャンプーでもそれは同じですね(^^;

電話する

お問い合わせ