某食品メーカーのアンケートで、作るのが最も苦手な料理の第1位は天ぷらだったといいます。
天ぷらは、その食材を中までカラッと揚げる事が美味しさの秘訣ですが、これはなかなか難しいものです。
天ぷらは、食材によって揚げ油の適温が違うからです。魚介類は180℃、根菜は170℃、葉ものは160℃など・・・。
そこで今日は、職人に近づく天ぷらの揚げ方です。
その方法は、天ぷらの衣を作るときにお菓子御用達のベーキングパウダーを加えるという事です。
このベーキングパウダーには、熱を加えると炭酸ガスが発生する性質があります。
そのため、揚げている間、衣から炭酸ガスが発生し、それが衣の水分も同時に蒸発してくれるのです。
揚げあがる頃には、水分はほとんど残らず、揚げたてはもちろんの事、冷めてもカラッとしたままの天ぷらが楽しめます。
ベーキングパウダーの分量は、小麦粉100g、卵1個、冷水2/3カ ップに対して、小さじ軽く一杯程度です。
☆ワンポイント☆
☆ワンポイント☆
べーキングパウダーで手軽に天ぷら。 苦みが出るので入れ過ぎには注意です。